日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫) [文庫] |
■カスタマーレビューこの本の素晴らしいところは、仏教の原点であるインドを常に参照し、これとの比較で日本仏教の特質を浮かび上がらせているところだ。インドの原典に当たって比較検討する、じつはこれは非常に大変なことなのである。 内容(「BOOK」データベースより)同じ仏教でもインドとも中国とも異なる日本の仏教は、どのような変化を遂げて成立したのだろうか。本書では6世紀中中葉に伝来して以来、聖徳太子、最澄、空海、明恵、親鸞、道元、日蓮など数々の俊英、名僧によって解釈・修正が加えられ、時々の政争や時代状況を乗り越えつつ変貌していった日本仏教の本質を精緻に検証。それは我々日本人の思想の核を探る知的興奮に満ちた旅でもある。 |
インド仏教の歴史 (講談社学術文庫) [文庫] |
■本の内容インド亜大陸に展開した知と静の宗教千余年菩提樹の下のブッダの正覚から巨大な「アジアの宗教」へ。悠久の大河のように長く広い流れを、寂静への「覚り」と一切の「空」というキータームのもとに展望する 内容(「BOOK」データベースより)二千四百年の昔、ガンジスの支流域、菩提樹の木陰で、ブッダは何を覚ったか。入滅後、教団分裂の中で精緻に編まれるアビダルマ哲学。やがて大乗仏教が勃興し、中観・唯識により空の理論が体系化される。インド亜大陸を満たし、巨大なアジアの宗教ともなった仏教の流れを、真実のいのちへの「覚り」と一切の「空」というキー・タームのもとに展望する。 |
古代インド (講談社学術文庫) [文庫] |
■本の内容苛酷な風土と東西文化の融合 内容(「BOOK」データベースより)レンガ造りの下水溝や大浴場を備えたモヘンジョ・ダロに代表される高度な都市文化を有したインダス文明。アジャンターの壁画に往時を伝える絢爛華麗なグプタ文化。この地に興り、隆盛を極め、消えた仏教。苛酷な風土と多様な民族・東西文化の融合が生み出した古代インド文明の全貌と、悠久の時を生きる民衆の姿を、仏教学の泰斗が鮮やかに描き出す。 |
インド・中国・日本 仏教通史 [単行本] |
■カスタマーレビュー本書は、タイトルにもあるように、インド・中国・日本各地域における仏教の歴史について概説したものである。但し、インド仏教史については既に『インド仏教史』上下巻があるということで50頁程度に抑えられ、大半は中国仏教史と日本仏教史に関する説明となっている。また、僅かながらチベット(2頁)と朝鮮半島の仏教にも触れられている。 内容(「BOOK」データベースより)インドでおこりアジア各地に広まった仏教。その数千年にわたる長大な歴史だけでなく、教理の展開についても触れ、全体像をカバー。仏教を学ぶ基礎を築く名著の新版。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
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仏教とはなにか―その歴史を振り返る [単行本] |
■本の内容仏教が興起したはるかな昔、ブッダのまわりには悩みを持ち虐げられた不運な人々が大勢集まり「なかま」を形づくった。仏弟子たちは、おのが煩悶、悪魔の誘惑、救いを得たいという熱烈な希望、努力と挫折、ついにブッダに帰依して心の安住を得た喜びなどをこもごも語ったという。その一人一人の告白は、今もなお切実で感銘深い。 内容(「BOOK」データベースより)古代インドから現代日本に至るまでの仏教の悠久の歴史を、硯学を結集して再現。西域・中国・東南アジア・朝鮮を網羅。これから仏教史を学ぶ人に最適の入門書。 内容(「MARC」データベースより)古代インドから西域・中国・東南アジア・朝鮮、そして現代日本に至るまでの仏教の悠久の歴史を完全網羅・再現した、これから仏教史を学ぶ人に最適の入門書。〈ソフトカバー〉 |